ランサムウェアが猛威をふるっていますね!
今回のものは、全国ニュースにもなるほど被害が深刻のようです。
なんだか手ごわそうで、ちょっと怖い…
対策も、確実なものがまだ発表されていないのが現状。
ロシアンルーレットのごとく…
あるいは黒ひげ危機一髪のごとく…
ある日突然、PCがロックされるかもしれない恐怖におびえながら過ごすしかないのでしょうか((+_+))
いや、そんなのはゴメンですよね!!
かといって、ホントかウソか、「ネットに繋がっているだけで感染する」という噂もある今回のランサムウェア。
「感染しないこと」がもちろんベストではありますが、「感染しても平気!」という体制に整えておくのも、1つの有効な対策です!
それすなわち「バックアップ」!!
バックアップは、ランサムウェアのみならず、PCの突然の故障への備えにもなります。
どちらも、突然起きて、気付いたときには手遅れですしね…!
想像してみてください。
いま、この行を読んでいる最中に、突然、ファイルアイコンがパパパパパ…と白くなって、例の画面が表示される様子を……
……震えあがりますね!!
バックアップ、取りましょうね!!
バックアップしておくべきデータは?
「どのファイルをバックアップする?」と聞かれたら、たいていの一般ユーザは、写真や書類を想像すると思います。
即座に思いつく時点で十分大事なデータなのでこれはこれで正解ですが、実は、失うと地味にダメージを受けるデータもちょこちょこあります。
そんな、盲点になりそうなものも含めて、下記にまとめてみました。
①ユーザーフォルダ
「C:\Users\自分のユーザー名」に入っているファイルは、とりあえずまるっと保存しておいて良いと思います。
マイドキュメントとかマイピクチャとかデスクトップとか、あの辺のやつですね。
1つひとつ必要性を精査していくのは大変なので、丸ごといっちゃいましょう!
そして実はこれだけで、次以降に挙げるものについても、だいたい事足りてしまいます。
②ブラウザのブックマーク
半ば無意識のうちに積み上げてきたブックマーク一覧も結構大事。
ただし、ChromeをGoogleのIDでログインして使っている場合は、Googleのほうでデータを保管してくれているので、わざわざバックアップを取る必要はありません。
かといってIEが面倒なのかというとそうではなく、「C:\Users\自分のユーザー名」以下に「お気に入り」などのフォルダ名で保存されています。
③ユーザー辞書
ユーザー辞書を活用している人にとっては、消えたとき地味にストレスです。
たとえば私の場合、苗字がそこそこ珍しくて変換できないので、そこからやり直しになっちゃいます。
これも「C:\Users\自分のユーザー名」以下に入っていることがありますが、私は入っていませんでした!
ですが、自分でも5~6クリックくらいでバックアップファイルを作れます(詳細は次回!)。
④メールソフトのデータ
Outlookなどのメールソフトで作成したアドレス帳や受信メールも大事ですね。
Outlookであれば、これもおそらく「C:\Users\自分のユーザー名」以下に保存されているはずです。
他のメールソフトの場合は、そのメールソフトのフォルダに保存されている場合が多いです。
具体的なバックアップ手順まで書きたいところですが、それについては次回ご紹介したいと思います。
来週なんて待ってられん!というアナタは、以下のヒントを参考に、バックアップに挑戦してみてください!
①外付けHDDにバックアップ
②終わったらUSBを抜く
③OSのバックアップ機能を使うと楽