パスワード管理アプリレビュー【LastPass】

クラウドで、パスワードや個人メモなどの情報も端末間で共有
パスワードの自動生成機能なども便利

【使用環境】
・iPhone/iPad(Apple Watch Appあり)
・Androidスマートフォン/タブレット
・Windows Phone(10 Mobile、Phone 8.1/8)
・Webブラウザ(Google Chrome、Firefox、Opera、Internet Explorer)

【公式サイト】
https://www.lastpass.com/ja

【ダウンロードサイト】
iOS:LastPass Password Manager
Android:LastPass Password Manager

【価格】
無料(有料オプションあり・年額24米ドル相当)

【提供元】
LogMein, Inc.(米国)

【パスワードデータの保存場所】
クラウドサーバー

【日本語化の度合い】
△ 日本語化が進んでいますが、半分程度英語メッセージが残っています。
表示される英語メッセージさえ理解できれば、PCブラウザ上でも、スマホアプリ上でも、パスワードの生成や自動入力などの機能に問題は出ません。

【スマホのみで使用?PCでも使用する?】
パスワードデータをクラウド上で保管するので、PCとスマホで同じパスワードデータを共有できます。

【特徴】
「1Password」などと並んで有名なアプリが、この「LastPass」ですね。
LastPassの特徴は、クラウドでアカウント・パスワードを管理することです。一度保管庫にパスワードを記録してしまえば、PC・iPhone/iPad・Androidのどの端末からでも、自動記入などの機能が利用できます。

PCの広い画面を使った方が、スマホより楽にできることもありますよね。たとえばパスワードの変更とか。PCで編集した変更はすぐにどの端末にも反映されます。このような点もクラウドを使うこのアプリのメリットでしょう。

なお、iPhoneやAndroidからクラウド上の保管庫を利用する機能は、2017年11月現在、無料化されています。以前は有料でしたが、無料でも一通り必要な機能が使えるのもこのアプリの魅力ですね。

パスワードは、自動生成機能で作ることもできます。パスワードの長さを変えたり、発音可能な文字だけで作成、あるいは数字や記号が必要といった複雑なパスワード規則の場合もオプションで設定可能です。

また、保管庫に入れられるのはアカウント・パスワードだけではありません。クレジットカード番号や名前などの個人情報、あるいは銀行口座やメールアカウント、ソフトウェアライセンスといった様々な情報を記録できます。
これを利用すると、たとえば、オンラインショッピングに必要なクレジットカード番号や氏名などの情報をフォームに一括入力できます。

さらには、ノートという機能もあります。
秘密にしたい個人的な情報で、たまに参照したくなる情報などを記録できるクラウド秘密帳です。たとえば、パスポートの、番号、発行日、有効期限などの情報を記録しておくと、海外旅行などに出たときも安心ですね。

無料で使える「LastPass Free」版の他に、有料の「LastPass Premium」も選ぶことができます(年額24米ドル相当。Androidの場合Google Playからですと1ドル103円のレート)。
プレミアムユーザーになると、たとえば家族ユーザーを設定してパスワードを共有したり、PCではワンタイムパスワードトークンの「Yubikey」なども利用できるようになります。

基本的には個人ユースで、かつワンタイムパスワードや生体認証などを使わないのであればLastPass Freeでも十分でしょう。
所々に出てくる英語のメッセージが許容でき、スマホとPCどちらでも使う、パスワードの自動生成なども使いたいという人、最近のパスワード管理アプリの代表がどんなものか使ってみたい人には、このLastPassシリーズはお勧めです。

【使い方例】
iPhone、Android、あるいはPC上のWebブラウザでもほとんど使い方は同じです。
はじめにLastPassのアカウントを作成してユーザー登録が必要です。その際にマスターパスワードを設定します。

PCのブラウザで使用する場合は、とても簡単に使えます。
もし画面にアカウントとパスワードを入力する場面があれば、LastPassは自動的に「Should LastPass remember this password?」と聞いてきます。 ここで「サイトを保存」ボタンをクリックすれば、アカウント・パスワードが保管庫に記録され、次回以降、このページを使ってログインする際に、自動記入されるようになります。PCのブラウザでパスワードを記入すると、自動的に保管庫に記録できる。わざわざ手動で記録する必要はないのが便利です。

PCのブラウザでパスワードを記入すると、自動的に保管庫に記録できる。わざわざ手動で記録する必要はないのが便利です。

iPhoneの場合は、アプリを開くと画面下部に「ブラウザ」というボタンがあります。これでWebをアクセスすれば、PCのブラウザ同様にアカウント・パスワードを管理できます。
逆にもし、今からどこかアカウントが必要なページにアクセスするのであれば「保管庫」ボタンをタップして、記憶されているサイトの一覧からログインページを表示させることもできます。
ただ、iPhoneの場合は、標準のWebブラウザとして「Safari」がインストールされているので、使い慣れているそちらを使いたいという人もいるでしょう。
最初に「LastPass extension」で「Enable extension」を設定しましょう。すると、Safariに、IDとパスワードを”送る”ことができるようになります。

SafariからLastPassのパスワードを使いたいのであれば「Enable extension」を。iPhoneの「送る」機能から他のアプリに記入できるようになります。

Androidの場合は、設定で”規定のブラウザ”として、使用しているWebブラウザ、たとえば「Google Chrome」が設定されていれば、PCやLastPassのブラウザと同様に、ログインページでIDとパスワードの自動記入を行うようにできます。

【紹介アプリリスト】

PassClip
マスターパスワード不要!「パターン」で憶えるユニークなアプリ。完全無料

1Password
パスワード管理の代表選手。サイト登録用テンプレートも多い
※2018年6月時点のWindows版最新版「1Password 7」レビューはこちら

LastPass
クラウドでパスワードもメモも端末間共有。1Passwordと並ぶ管理ツールの雄

PasswordManager
ウイルス対策ソフトメーカーが手がける総合パスワード管理ツール

Dashlane
PC・Mac・iPhone・Android間の連携は最高密度

PassManager
iPhone専用・指紋認証でシンプル操作

Password 3
中国生まれの「電子管理帳」。悪用者撮影機能も

LoginBox Pro
ひとつのアプリの中で完結したタイプのパスワード管理アプリ

Keeper
幅広い機種、ブラウザに対応。家族・仲間内でのパスワード共有も可能

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