パスワード管理アプリレビュー【PasswordManager】

ウイルス対策ソフトメーカー「トレンドマイクロ」が手がけるアプリ
幅広い利用環境、使いやすいサイトサンプル

【使用環境】
・iPhone/iPad(Apple Watch Appあり)
 ※iOS版は、AppStoreからの配信停止中(2018年9月13日追記)
・Androidスマートフォン/タブレット
・Windows (7/8/8.1/10)
・Mac(macOS Sierra/OS X El Capitan/Yosemite)
・Webブラウザ(Google Chrome,Firefox,Opera,InternetExplorer,Safari)

【公式サイト】
https://www.trendmicro.com/ja_jp/forHome/products/pwmgr.html

【ダウンロードサイト】
iOS:PasswordManager
※iOS版は、AppStoreからの配信停止中(2018年9月13日追記)
Android:PasswordManager

【価格】
有料(ダウンロード1年版:1,831円、月額版などもあり)
無料体験版あり(登録できるパスワードは5個まで)

【提供元】
TrendMicro, Inc.(日本)

【パスワードデータの保存場所】
クラウドサーバー

【日本語化の度合い】
〇 ブラウザ、アプリ、公式サイトなど、すべての機能が適切に日本語化されています。

【スマホのみで使用?PCでも使用する?】
パスワードデータをクラウド上で保管するので、PCとスマホで同じパスワードデータを共有できます。
これまで使用していたのと異なる端末で利用開始した際に、以前と同じトレンドマイクロアカウントで登録すれば、自動的にパスワードデータが共有されます。

【特徴】
「PasswordManager」は、日本で有名なウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」のメーカー「トレンドマイクロ」が開発・販売しているパスワード管理アプリです。創業は米国ですが、現在は日本に本社があります。

PC、Mac、iPhone、Androidと非常に多くの環境で利用できるのが特長です。
パスワードは各端末内に格納されていますが、インターネット経由で同期されていますので、たとえば一度PCでアクセスしたサイトは、スマホでも利用可能になります。

最初に「マスターパスワード」を登録する必要があるのは、他のアプリと同様ですが、iPhoneの場合はTouchIDで代用可能です。

機能が非常に充実しており、Webサイトにログインするだけでパスワードが自動的に保存できるほか、日本でよく使われるサイト、たとえばdアカウントやau ID、楽天やLINEなどへのログイン用テンプレートが用意されていて、そのサイトをわざわざ開かなくても登録することまでできるようになっています。

他の一般的なパスワード管理ソフトが装備しているような、パスワードの自動生成機能や、設定したパスワードがどの程度安全か危険かを判定できる「パスワードチェッカー」、自分のプロフィールや個人情報、クレジットカード情報、マイナンバーなどの情報秘密を記録しておくことができる「セキュアメモ」といった機能もあります(ただし、クレジットカード番号などテンプレートに保存した情報はモバイル版のみ利用可能で、PC版では使用できません)。

さすが基本有料、かつ著名なアンチウイルスソフトメーカーが作っているだけあって、機能は充実していると言えるでしょう。
無料で使用する場合、パスワードを登録できるサイトが5つに限られる以外は、ほぼフルの機能を利用できます。ですので、一般的なパスワード管理アプリがどういうものか知ってみたい方にもオススメできるアプリだと思います。

【使い方例】
使用にはトレンドマイクロアカウントが必要です。すでに他のセキュリティソフトなどで持っている場合はログインを、そうでない場合は新規アカウント作成を行います。
その後に「マスターパスワード」の入力が必要です。マスターパスワードは、このアプリを使ううえで絶対忘れてはいけないパスワードです。これを忘れるとアプリが全く使えなくなってしまいます。
つづいて、利用するサービスのアカウント名・パスワードを登録しましょう。とはいえ、必要となるサイトはそれほど多くはないかもしれません。
なぜなら、PasswordManagerは、ChromeやSafariに登録されているパスワードがある場合、その多くを自動的にインポートするからです。筆者の場合も既に1000を超えるパスワードが既に登録されています。
右上の「+」をタップすることで情報登録画面に移ります。
PasswordManagerのパスワード登録画面には、よく使われるサイトの一覧が表示されています。たとえば「楽天」のIDを登録したいときは「楽天」のアイコンをタップしましょう。
すると、ログインに必要な情報のテンプレート「アカウント名」「パスワード」を記入する欄が表示されますので、そこに必要な情報を記入して、右上の「保存」をタップします。
これで次回、楽天のサイトを表示させたときにはこのアカウント名(楽天ID)・パスワードでログインできます。
テンプレートにない場合のパスワード登録も簡単です。ブラウザから一度ログインするだけで自動的に記録されるのです。
たとえば郵便局の「ゆうびんポータル」のゆうびんID・パスワードを登録する場合、画面一番上にある「Webサイトを検索」と書かれた欄にサイトの名前「郵便ポータル」を入力します。
Google検索画面で「ゆうびんポータル」と表示されるので、そこからサイトを開きます。

「ゆうびんポータル」のログイン画面が表示されますので、そこにいつもログインに使っているゆうびんID((メールアドレス)、パスワードを入力し、ログインしてください。
これでID、パスワードの登録は完了しました。
次回以降「ゆうびんポータル」にアクセスすると、PasswordManagerがこのサイトで使うアカウントの候補を表示しますので「OK」ボタンをタップすれば、自動的にそのアカウント名・パスワードを使ってログインすることができるようになります。

【紹介アプリリスト】

PassClip
マスターパスワード不要!「パターン」で憶えるユニークなアプリ。完全無料

1Password
パスワード管理の代表選手。サイト登録用テンプレートも多い
※2018年6月時点のWindows版最新版「1Password 7」レビューはこちら

LastPass
クラウドでパスワードもメモも端末間共有。1Passwordと並ぶ管理ツールの雄

PasswordManager
ウイルス対策ソフトメーカーが手がける総合パスワード管理ツール

Dashlane
PC・Mac・iPhone・Android間の連携は最高密度

PassManager
iPhone専用・指紋認証でシンプル操作

Password 3
中国生まれの「電子管理帳」。悪用者撮影機能も

LoginBox Pro
ひとつのアプリの中で完結したタイプのパスワード管理アプリ

Keeper
幅広い機種、ブラウザに対応。家族・仲間内でのパスワード共有も可能

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