パスワード管理アプリレビュー【Dashlane】

PCのブラウザで記憶したパスワードも自動でスマホに
PC・Mac・iPhone・Android間で密接に連携

【使用環境】
・iPhone/iPad(Apple Watch Appあり)
・Androidスマートフォン/タブレット
・Mac(macOS Sierra/OS X El Capitan/Yosemite)
・Windows(7,8/8.1,10)

【公式サイト】
https://www.dashlane.com/

【ダウンロードサイト】
iOS:Dashlane Password Manager
Android:Dashlane Password Manager

【価格】
無料(プレミアム版は1年プラン 39.99米ドルより)

【提供元】
Dashlane, Inc.(米国)

【パスワードデータの保存場所】
クラウドサーバー

【日本語化の度合い】
〇 メッセージはほぼ全て日本語化されており、問題なく使用できます。公式サイトの日本語版もほぼ日本語対応しています。

【スマホのみで使用?PCでも使用する?】
パスワードデータをクラウド上で保管するので、PCとスマホで同じパスワードデータを共有できます。

【特徴】
PCを主に使い、スマホは外出時に使うというような人に、最もお勧めしたいのがこの「Dashlane」です。
とにかくPCのブラウザ上での機能が親切なのです。

Dashlane内ブラウザでID・パスワードを入力すると、それをDashlaneで記憶するか聞いてくる非常に親切な設計

このDashlaneは、iPhone・Androidスマホ用アプリの他、WindowsやMacOS用のアプリもあり、またChromeなどのWebブラウザ向けの拡張機能も配布されている非常に幅広いプラットフォームをサポートしているパスワード管理アプリです。
iPhoneでのインストール後に、PCなども使っている場合は接続するように表示がされるなど、他の端末との連携を非常に重視しています。
iPhoneやAndroidスマホでは、Dashlaneアプリ内のブラウザでWebサイトを利用し、ID・パスワードを入力すると、パスワードとして記録するか聞いてきます。これでDashlaneへのパスワードの登録を自動的に行うことができます。

Chrome拡張のDashlaneなどでは、Chromeが記憶しているパスワードを自動的にDashlaneに移す機能もあります。
また、Dashlaneには他端末で使っているDashlaneとのパスワード同期機能もありますので、多機種にわたって統合的にパスワードを管理することが可能です。
こちらはWindows上のChromeブラウザ上でのDashlane拡張。スマホアプリで保存したID・パスワードをそのままPCのブラウザに持ってこられる。

また、Dashlaneの特長的な機能の一つとして「パスワードチェンジャー」があります。
これは既に登録してあるサイトのパスワードに、短く単純などでの理由で危険なものがあればピックアップし、自動的に変更してくれる機能です。

危険なパスワードを、自動的に安全なパスワードに変換してくれる「パスワードチェンジャー」機能。変換後のパスワードはDashlaneが記憶してくれるので、ユーザーはパスワードを知る必要もない。

このパスワードチェンジャーを使うと、Dashlaneが目的のサイトのパスワードを自動的に複雑なものに変えて記憶してくれます。Dashlane内のブラウザを使えば自動的にパスワードを入力することができるので、利用者は憶える必要もなく、Dashlaneだけがパスワードを知っている状態にできるわけです。
パスワードを簡単には破られない複雑なものにすることは重要ですが、そもそも自分も知らない・タッチしないで運用したいという場合に、このDashlaneは向いているといえるでしょう。
なお、ユーザー自身がDashlane上でパスワードを見ることはできるので、自動生成・登録されたパスワードをあとから確認することは可能です。

パスワード生成機能は、長さと使用する文字種(数字・文字・記号)、またパスワードを発音可能なつづりにするかを設定できます。
パスワード生成機能の設定画面

他の機能としては、「ユニバーサルクリップボード」と言って、iCloudとBluetoothで接続された端末間でコピーした情報を共有できる機能もあり、非常に多機能です。

【使い方例】

Dashlaneを使うには、パスワードを暗号化するための「マスターパスワード」が必要になります。英大文字・小文字・数字・記号を含む推測しにくい、かつ絶対忘れないようなパスワードを設定してください。

二度繰り返して入力した後、Dashlaneアカウント作成用のEメールアドレスを登録します。

続いて、PCなどを使っている場合には、連携するためのアドレスと、入力コードが表示されます。このアドレスにPCのブラウザでアクセスし、コードを入力すれば連携が完了します。とても簡単に行えます。

Dashlane内のブラウザで、既に登録してあるIDとパスワードを登録するのも簡単です。まず、ブラウザを開き、ログインしたいサイトを開きます。


この例ではAmazon.co.jpにアクセスしています。サインイン画面のアカウントとパスワードの入力欄に入れられる情報がDashlane内に保管されている場合は、入力欄の右端に青色でDashlaneのアイコンが表示されます。(保管されたデータがない場合は灰色で表示されます)

IDに入れられる情報がある場合は、入力欄をタップすると候補が表示されます。ここで入力したいアカウントをタップすると自動的にIDとパスワードが入力され自動的にログインまで行われます。
この図は、DashlaneがID・パスワードを入力している途中ですが、この後ログインボタンを押すところまで自動で行われます。

なお、Dashlaneも1Passwordなどと同様、iPhoneでは、Safariなどでのブラウジングで、アカウント・パスワードの入力をすることができます。
Safariのアクティビティで「Dashlane」をONにすることで、これが可能になります。

【紹介アプリリスト】

PassClip
マスターパスワード不要!「パターン」で憶えるユニークなアプリ。完全無料

1Password
パスワード管理の代表選手。サイト登録用テンプレートも多い
※2018年6月時点のWindows版最新版「1Password 7」レビューはこちら

LastPass
クラウドでパスワードもメモも端末間共有。1Passwordと並ぶ管理ツールの雄

PasswordManager
ウイルス対策ソフトメーカーが手がける総合パスワード管理ツール

Dashlane
PC・Mac・iPhone・Android間の連携は最高密度

PassManager
iPhone専用・指紋認証でシンプル操作

Password 3
中国生まれの「電子管理帳」。悪用者撮影機能も

LoginBox Pro
ひとつのアプリの中で完結したタイプのパスワード管理アプリ

Keeper
幅広い機種、ブラウザに対応。家族・仲間内でのパスワード共有も可能

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