今回は認証がらみではありますが、ちょっと脱線気味に気楽なネタを。

東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドが、2019年〜20年にかけて、年間パスパート購入者を対象に、入園時に顔認証でゲート通過ができるシステムの導入を発表しました。
ゲート通過時に年間パスポートのQRコードをスキャンさせると、年間パスポートの購入/作成時に撮影した顔写真データと、ゲートでカメラに写った顔を照合して認証を行う仕組みで、「顔パス」での入場が可能になるわけです。

TDRの2018年1月現在の料金設定では、
ワンデーパスポート7,400円(どちらかのパークだけ)
年間パスポート  63,000円(どちらか決めたパークだけ)
年間パスポート  93,000円(2パークどちらでも)
ということなので、どちらかのパークだけなら年9回以上行けばおトク、ということになります。(2パークの場合は年13回以上)
遠方の方だとなかなか大変ですが、気軽にしょっちゅう行ける近場のディズニーファンの方なら結構おトク感がありますね。

ちなみに日本におけるTDRの最大のライバルである大阪のユニバーサルスタジオジャパン(USJ)ではすでに2007年から年間パスポート所有者の顔認証での入園システムが導入されています。
こちらは、年間パスポート購入後に初来園した際に、ゲートで顔写真を撮影し、そのデータを使って顔認証を行う仕組み。
ただしUSJの現在の年間パスポートはTDRと違い、パスポートには顔写真が掲載されないので、ファンにとっては所有者満足的にはやや物足りないかもしれません。(2014年以前の旧年間パスポート時代には年間パスポートに顔写真掲載がありました。)
しかし年間パスポートの値段はTDRよりもかなりリーズナブルな設定になっています。

ワンデー・スタジオ・パス   7,600円
年間VIPパス(入園除外日なし)36,800円 年5回以上でおトク
年間パス(入園除外日あり)  23,800円 年4回以上でおトク

TDRもUSJもワンデーパスポートの値段はほぼ同じなのに、年間パスポートの値段がここまで違うとは驚きですね・・・。
両者のマーケティング的な考え方の違いによるものですが、熱狂的なファン層の多いディズニーはやはり強気、ということでしょうか・・・ (^_^;)

顔認証を「認証」ということで考えると、ユーザーの簡便性とか、正確性などといった面ばかりが取り上げられるのですが、顔認証によって「顔パス」できることの優越感やステータス性をユーザーに与えることもできる、という別の側面も、こういうケースだと感じることができて面白いですね。

P.S.
TDRの年間パスポート所有者数について、現在はオリエンタルランドからの正式発表はありませんが、2014年時点では72,000人という数字が公表されていたようです。そんなに多いとは・・・さすがディズニーです。