生体認証が様々なところで導入され始めています。
2018年9月22日より、JRA(日本中央競馬会)が東京競馬場(府中市)にて、初のキャッシュレス投票システム「UMACA投票」を導入しました。キャッシュレスによる競馬の投票システムは世界初ということで、今まではネットでしか購入できなかったWIN5や海外馬券の購入も競馬場やウインズ(場外馬券場)の端末で行えるようになります。
この端末にも生体認証が採用されています。

このUMACA投票システム、利用者は専用のICカード「JRA-UMACA」を登録・発行してもらい、そのUMACAカードを使って入金、投票、出金などを行います。
SUICAカードと同じように、まずUMACAカードに投票用に使うお金を入金(チャージ)し、カード内の残金を使って投票を行う仕組みです。
投票が当たった場合には、UMACAカードに払戻金が入金され、出金したり、投票に使ったりできます。

このUMACA投票システムを活用すると、「馬券レス」、「現金レス」で競馬を楽しめることになるので、馬券の紛失などの心配もなくなり、また現金を持ち歩く必要もなくなるので、安全で手間いらず。過去の投票も全て電子データで保存され、過去60日分の投票については履歴を閲覧することもできるなど、便利なものです。

JRA-UMACAへのご登録は、中央競馬開催日に、競馬場の登録受付ブースにて行います。
入会金・年会費は無料で、登録・発行に必要なのは身分証明書(運転免許証など)だけ。登録したその日からご利用可能です。

登録時には、4桁の暗証番号と静脈認証用に左右の手のひらの静脈情報を登録し、投票ログイン時(※)や払戻金の出金時に静脈認証を行うことで、UMACAカードの紛失や盗難による第三者の不正使用を防ぐようになっています。

※投票ログイン時は、本人認証方式を「暗証番号認証」ではなく「静脈認証」を選択した人のみが静脈認証を使用

画像は富士通プレスリリースより転載(画像をクリックすると参照元を新しいウインドウで開きます)

 

<UMACAカードでの端末操作プロセス>

1. UMACAカードをタッチして読み取らせる

2. 静脈認証スキャーナーにてのひらをかざして認証を行う
デフォルトでは右手になっていますが、左手での静脈認証に切り替えることもできます。
(入金の場合は認証不要)

3. 入金・出金・投票などを行う
投票は、マークカード投票・スマッピー投票・タッチパネル投票の3種類に対応

このUMACAシステム、2018年9月に東京競馬場に導入され、それ以降は2019年にかけて、各競馬場やWINSに続々導入されていく予定になっています。
今回のJRAの取り組みをきっかけに、ギャンブルの世界もキャッシュレスの時代を迎えていくのでしょうか・・・。

<参考>
JRA UMICAページ (新しいウインドウで開きます)