インターネットオークションや海外通販サイトを利用する方も多いと思います。
同じ商品なら、1円でも安く買いたいと思うのは普通ですが、その思いを逆手にとって、模造品を販売するサイトがインターネット上には多数存在します。
怪しい通販サイトを見分けるには、いくつかの方法があり、以前パスクリ通信でも取り上げました。
>パスクリ通信 2018年7月27日号「悪質ショッピングサイトを見抜こう!」
この記事で紹介したような方法でサイトを検証する以外にも、消費者庁が公開している模造品販売や詐欺が強く疑われる海外通販サイトのリストを使って見極める方法もあります。このリストに掲載されているのは、消費者トラブルの相談が多数寄せられたサイトです。
このページの中段に「悪質な海外ウェブサイト一覧」としてPDFデータへのリンクがあります。
随時更新を行なっており、2019年4月19日時点で470サイトが掲載されています。
このPDFデータをダウンロードして、PDFリーダーで開き、利用しようとしている疑わしいサイトの名称やURLなどで検索して、ヒットすれば、そのサイトでの取引はやめるべきです。
初めて取引する海外通販サイトでは、ネットでの口コミ評判を調べるとともに、この「悪質な海外ウェブサイト一覧」でもチェックするようにしましょう。またリストに載っていないサイトについては、前述の「悪質ショッピングサイトを見抜こう!」記事で紹介したチェックも忘れずにしてみてください。
お得な海外通販サイトも多数存在しますが、その反面悪質な模造品販売や詐欺サイトも多数存在する時代です。
くれぐれも騙されないよう、自衛しましょう!
<追伸>
今回ご紹介した、消費者庁「インターネットをめぐる消費者トラブル」ページには、悪質な海外通販サイトの情報だけではなく、オンラインチケットサービスやライブ配信サービスなど、インターネット消費者トラブルに関する調査研究のレポートもありますので、そういうサービスを利用している方は、ご一読されることをオススメします。