指紋認証式ロック搭載のスーツケースが登場!
先日のパスクリ通信では、指紋認証で解錠できる南京錠をご紹介しました。
>パスクリ通信2019年3月22日号「指紋認証で進む新しいスマート南京錠の世界」

鍵の紛失や解鍵番号忘れなどのトラブルは、南京錠ばかりではありません。旅行で使うスーツケースも、鍵のお世話になるアイテムと言えますし、旅行先でそういうトラブルに遭遇してしまうと大問題になったりします。
そこでスーツケースにも指紋認証を、ということで以前から開発を始めた海外メーカーがクラウドファンディングで出資者を募っていたケースが何件かあったのですが、遂に日本の大手旅行バッグ専門メーカーのエース株式会社も、同社が展開する日本製スーツケースブランド「プロテカ」より、指紋認証ロック搭載スーツケース『STARIA Vs TOUCH(スタリア ブイエス タッチ )』を発売開始しました。

(参考)プロテカ webサイト

このスーツケース、生体認証ロックと物理鍵の両方を搭載し、どちらでも使えるようになっています。また米国で認定されている施錠機構のTSAロックにも対応しているので、米国を旅行するにも大丈夫。

指紋認証ロック機能付 プロテカ「STARIA Vs TOUCH」

あらかじめ指紋を登録すれば指紋認証センサーのタッチパッドに指をかざすだけで解錠が行えます。指紋は5つまで登録が可能なので、家族で1台のスーツケースを共用するような時でも便利です。
ただし最大5つというのは意外と少なく、ひとりの所有者につき複数本の指を登録してしまうと、登録できる人数が少なくなってしまうので、使用する人数に応じて考えて登録する必要があります。
(旅行先で指を怪我したりすることもありえるので、少なくとも1人につき2本くらいの指は登録しておきたいですし。)

指紋認証機能に必要な電源は、スーツケース内に4本の単四アルカリ電池を入れておくことで対応しているようです。
電池切れがやや心配ではあるので、いずれにしても物理鍵も旅行に持っていったほうがいいかもしれません。指紋認証が何らかの理由でちゃんと作動しないこともありえなくはないので。

なお、先ほど例に出したように、旅行用スーツケースへの指紋認証を導入した製品は、日本ではプロテカが初導入しましたが、海外ではすでに数年前からクラウドファンディングで登場しています。

新しいところでは、海外のクラウドファンディングKickstarterで2019年5月末まで出資を受け付けている指紋認証搭載スーツケース「NOVI」(米国)は、GPSを搭載していて、スーツケースの所在位置をスマホで確認することができる機能や、Bluetoothにより、自分があらかじめ指定しておいたスーツケースからの距離より離れてしまうとアラームを鳴らす機能などで、盗難防止が図れるようになっています。バッテリーはUSB充電ができるリムーバブルバッテリーパックが用意され、予備も同時に購入することができるようになっているなど、魅力的です。
さらに特筆すべきはデジタルスケールを内蔵しているので、荷物を詰めたスーツケースの重さをスマホアプリに表示してくれる機能。普段からスーツケース用のスケールを別途で持っていく人には、かなりの朗報です。軽量アルミボディで、しかもお値段は約100リットルサイズだと、プロテカの1/4くらいとかなりリーズナブル。
どうせ指紋認証を搭載することでバッテリーを積むのであれば、こういう点まで機能強化してくれたほうがありがたいかも。

日本への発送費も15ドルとリーズナブルなのでかなり心動きますけど、新しいスーツケース、去年買ったばかりなので・・・。


今回、海外旅行用スーツケースの有名ブランド「プロテカ」が指紋認証を初導入したことで、スーツケースにも指紋認証対応への動きが広まっていくのか、気になるところです。