日本における情報セキュリティ対策活動の向上に取り組んでいる一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(略称 JPCERT/CC)が2019年10月7日より「STOP! パスワード使い回し!キャンペーン2019」として、パスワード使いまわしの危険性と、安全なパスワードへの変更を啓蒙するキャンペーンを開始しました。

画像:JCERT/CC STOP! パスワード使い回し!キャンペーン2019 サイトより転載

JCERT/CC「STOP! パスワード使い回し!キャンペーン2019」サイト

こちらサイトでは、パスワードの使い回しについて危機意識がない方にもよくわかるように、「情報漏洩の仕組み」からスタートして、「安直で危険なパスワード」や「パスワードの使い回し」がどうしていけないのか、という基本的なことから分かりやすく解説しています。

さらに、安全なパスワードに変更していくためのポイントを以下の3コンテンツで紹介しています。
TIPS 1:安全なパスワードを設定しよう
TIPS 2:パスワードを適切に管理しよう
TIPS 3:インターネットサービスのセキュリティ機能を活用しよう

安全なパスワードとしては「12文字以上を推奨」と長さが重視され、文字種を色々入れるよりも、英単語や日本語をローマ字にしたものを組み合わせるパスフレーズ的なもののほうが有効という、昨今言われているパスワードの作り方の新定説のほうに考え方をシフトしてきています。
さらに、これらのコンテンツを通して、安直で危険なパスワードや、パスワードの使い回しをやめて安全なパスワードに変更することを勧めていますが、この一環として「パスワード管理ツールの使用」や「ワンタイムパスワードなどの2段階認証機能の活用」も推奨しています。

パスクリ通信をご覧の皆さんは、パスワードの使いまわしなどのリスクについては過去色々と取り上げてきましたので、十分ご存知かと思いますが、お知り合いの方で、まだ意識していない方がいたら、このサイトを紹介してあげてはいかがでしょうか。
このキャンペーンは2019年10月31日まで展開しています。

それから「パスワード管理ツール」は、もちろんPassClipを教えてあげることも忘れずに、(^_^;)

>パスワード管理アプリの決定版!「PassClip」オフィシャルサイトへ