ダブルワーカーのよいこです。
10月に入り、テレワーク標準の体制から、通常の出勤メインの体制に戻りました。(ウィズコロナ、ということで多少は元とは違いますが。)
相変わらずPCR検査の陽性者は続出していますが、政府主導のGO TOキャンペーンなどにより旅行需要が高まり、多くの人が移動を開始しています。これからは感染拡大防止に配慮しながらも、活動を活発化させていくことも大事になってくるでしょう。

久しぶりの投稿になりますが、せぐなべ(本館)が更新終了、つまりサイトの事実上のクローズになってしまったので、このべっかんもさらにアクセスされることはなくなると思いますが、自分の記録として、このサイトが存在するうちはたまに書こうと思います。




今回は「沼」についての話です。

と言ってもリアルな「沼」ではなく、自分にぴったりのモノを探し求めて、いくつものアイテムを買い替えていくことを「泥沼か底無し沼にはまる」という意味で「沼」と言ったりします。

たとえば、私のような自転車乗りにとっては、誰もがはまることで有名な「沼」に、「サドル沼」というのがあります。
数十キロ程度のライドであれば、多少サドルが合わなくてもなんとかしのげますが、これが1日に150〜200kmとかそれ以上に乗るロングライドの場合、サドルが合わないと、致命的なダメージとなってくるので、サドル選びは死活問題なのです。
どうして泥沼になっていくか、というと、まず絶対的な尺度がない、というのがその理由です。自転車の他のパーツは、払うコストとパーツの重量や精度などの性能が対比するので、高い製品を買うほど、高性能になり、誰にとってもメリットが大きいと言えるのですが、サドルに関しては「自分の尻に合うかどうか」が全てなので、どんなに多くの自転車乗りが「これが最高!」と勧めていようが、どれだけ高額なサドルだろうが、自分の尻に合わなければ1円の価値もないのです。
だからこそ自分で試行錯誤してサドルを取り替えながら、一番納得のいくサドルを探して、買い続けないといけないわけで、その代償(?)として、自分に合わなくて使わなくなったサドルが山のように生まれてきたりします。(+_+;)

中には使わないサドルを後生大事にとっている人もいますが、多くの場合、知り合いに譲ったり中古パーツ屋に売ったりするので、サドル沼にはまっても、新品ばかりを買い替えていかなくても、とりあえず中古でいろいろ試していく、という手もあります。中古とか譲渡であれば、通常であれば1個1〜3万円くらいのサドルも半値とかにもなるので。
ちなみに私もロードバイクでは、いくつかのサドルを渡り歩き、最終的にたどりついた現在のサドルも、実は知り合いの自転車乗りが買ったけど合わないのをタダでいただいたものです。元のオーナーは3万円くらいはたいて買ったものですが、かなり尻を選ぶサドルということで、全然ダメだったので手放し、もらった自分には奇跡的にピッタリで、ありがたく愛用させていただき、とりあえずロードバイクの「サドル沼」からは脱出できました。(他のバイクについてはまだ脱出しきれてないですが・・・)

最後に自分の尻にフィットした貰い物のサドル。かなり革新的なフォルムが尻を選ぶ製品らしいです



バイクにおける「サドル沼」のような「沼」は、色々なところに存在しているので、誰でも何らかのそういう沼にはまっている(もしくははまっていた)経験が一つや二つはあると思います。モノにこだわる人ほどはまることが多いかもしれません。


私が最近まではまっていたのは「バックパック沼」
リュックサックと言うほうが一般的にはわかりやすいかもしれません。
バックパックは自転車用でもいくつも持っているのですが、皆容量が20〜30リットル程度のやや小さめサイズです。
また40リットルオーバーの大きなトレッキング用のバックパックもいくつかあるのですが、昔買ったもので、どうもあまり満足度の高いバッグがない状況・・・。
今年は新型コロナウイルス禍のおかげで海外に行けないこともあって、本業のほうで、国内出張を色々と入れていて、夏場から国内線を使っての出張が立て続き、このあとも11月にまた沖縄行きがある、という具合に2泊程度の飛行機移動での出張が続くので、夏前から新しく30〜40リットルサイズのバックパックを新調することにして探してました。

旅行用としては、国内線の機内持ち込みサイズの小型スーツケースもいくつも持っているのですが、やはり転がすバッグは、片手が塞がれてしまうことと、いざ急がないといけない、という場合に、走るのがきつくなる、ということもあり、スーツケースではなく、背負って両手をフリーにできるバックパックで、航空機の機内持ち込みできるサイズ規定内で、なるべく大きいモノがターゲット。

アウトドアグッズに関しては、かなりこだわりが強く、バックパックに関しても自分なりの希望条件は色々とあります。
まず「バッグ自体の自重が軽いこと」。これは肩や背中の負担を軽減するためには大事なので、軽いほどいいのですが、極端に軽量化されたバッグだと機能面で様々な妥協が必要になってくるので、30〜40リットルサイズだと、できれば1kg以内がベストですが、そこまでは無理だとしても、なるべく1kgに近い軽いバッグであることが条件。

次に「ノートPCとタブレットを入れる独立したコンパートメントがあること」
これも自分にとっては大事です。バッグのメインコンパートメントでなく、パッドで保護されている独立したコンパートメントがあれば出し入れも楽なのですが、この独立コンパートメントを持つバッグが実は意外と少ないのです。

「ボトルなどを入れれる伸縮式のサイドポケットがあること」
これも重要です。普段から真空保冷ボトルを持ち歩く自分にとっては、このポケットがないとかなり困るのですが、これもついてないバックパックが結構あります。また濡れた折り畳み傘を入れておくこともあるので、できれば2つ、両サイドに欲しいところです。しかも伸縮式じゃないとホールドが弱いので、その点も大事。

さらにバックパックとしての基本性能である「背負った時の快適性が優れている」ことも重要。
バッグ自体が軽量になっていくと、ショルダーストラップがペラペラになっていったりして快適性がスポイルされていくものですが、ショルダーストラップのパッドや、背中部分のベンチレーションがちゃんと考えられていて、背中が蒸れにくいようになっていることも大事なポイント。さらにウエストベルトも必須だし、できれば胸のチェストベルトもあれば、さらに快適に背負っていれるので、そのへんも考慮。

そして最後は「価格が高すぎず、できれば上代2万円以下くらいに納まること」
実際に使っていかないと本当の使い勝手というか良さがわからないので、色々買い直す可能性があることを考えると、あまり高いバッグはできれば避けたい、ということで、これらの自分としてのこだわりポイントを考慮しながら、色々探しました。

幸いオフィスが駿河台下のスポーツ用品店街に近いので、昼休みにはバッグ探しに足繁く出歩いて実際に背負ってみたり、あとはYoutubeのレビューを色々見たりと、研究(?)を重ね、結局2つのバッグを購入してしまいました。

ひとつはグレゴリーの「コンパス40」

グレゴリー コンパス40

これは人気ブランド、グレゴリーが出しているトラベル用の機内持ち込みできるサイズのバックパックで、自分の条件にかなり合っていた上に、ちょうどメルカリで新品同様の状態のいいのが半値近くで出品されていたので、速攻でゲットしました。
最大の特徴は、バッグの表面(つまり背負って後ろになるほう)には開閉部がなく、背負っている時に、見えない背後からファスナーをそっと開けられて中の荷物を盗られたりする恐れがないように作られていて、治安のあまりよくない地域も含めて、海外旅行には最適。ジッパー部分もワイヤーロックキーをつり付けれるループが付いているところなど、細かな点も配慮されているのはさすがです。
そのかわり荷物の取り出しはバッグを肩から外して、ひっくり返した亀のように、べったりと置いた状態でメインコンパートメントもPC用コンパートメントも開けないといけないので、宿泊施設に到着してからの開閉は問題ないものの、日中出先で中から荷物を取り出したい、という時にはやや面倒。

トラベルバッグとしては非常に優れているのですが、出先で気軽に荷物を取り出したりできるバッグであれば、旅行以外のデイリーユースにも使えることになるので、デイリーユースにも使えるバッグがやはりほしい・・・・
ということで、結局もうひとつ候補になっていたバッグにも手を出すことに。(^_^;)

あまり一般的には知られてませんが、トレッキングなどのバッグとしては有名なブランドでオスプレイの「ネブラ」というバッグを最近購入しました。

オスプレイ ネブラ。今のところのバッグ沼の終着点

このバッグ、日本の小売だと14,000円位で売られているのですが、海外のトレッキング用品通販サイトや、自転車用品サイトでも売られていて、探したら送料無料で7,000円ちょっとで売っているサイトを発見したので、購入してしまいました。
前述のグレゴリーコンパス40と違い、メインコンパートメントやサブコンパートメント、ポケットなどが、背負った背後側からアクセスできるようになっているので、盗難防止の観点からはダメですが、日本であればそんな心配もまずないですし、上部から各コンパートメントにアクセスできるバックパックとしては一般的なスタイルなので、デイリーユースもOK。
フルオープンになる背中側のPCやタブレット用のコンパートメントも底面パッド含めてしっかり保護してくれていて使いやすいし、ポケット類も豊富で、かなり工夫されていて、見た目は地味ですが、機能性は抜群! 私の希望条件に全てマッチしている理想的なバッグです。

様々なアウトドアブランドのいくつものバッグを徹底して調べて、とりあえず現時点としては最良のバッグを2つ調達できたのではないかと思います。
早速オスプレイのネブラは最近の国内線出張でも活躍中。 (^o^)v

もちろん、バッグはしばらく使っていくとまた見えてくることもあるし、不満も出てくるかもしれません。
まあその頃にはまた新作もいろいろ出ていることでしょうから、またバッグ沼にどっぷり出戻りになるかも、です。 (^_^;)

P.S.
ちなみに今回購入したバックパックのうち、オスプレイ・ネブラはデイリーユースにも十分使えるものですが、普段の電車での通勤には使う予定はありません。電車だとストラップを回せばすぐにバッグの位置を背中側と胸側に変えられるメッセンジャーバッグの便利さには、背負い直さないといけないバッグパックは絶対に勝てないので。