奥多摩の方に「御岳山(929m)」というお山があって、ここの山頂付近には御岳神社が鎮座しています。そのため、神社や宿坊関係者の集落が、山の上にあります。この御岳山には参拝客用に「ケーブルカー」が提供されていて、集落の方々の生活路線となっています。私たちも、これでラクラク御岳神社の近く(といってもまだまだ上る)まで行けます。

ケーブルカーの麓の駅は標高407m、山頂側の御岳山駅は831mですので、424mの標高差を稼いでくれます。さて、表題の「日の出山(902m)」はこの集落から尾根伝いに行ける山です。御岳山駅との標高差は71m。ほとんど登らなくて済みます。

ということで、「山下り」に挑戦。ケーブルカーを利用して、御岳山駅まで登り、そこから日の出山を経由して、「つるつる温泉」まで下ります。

このハイキングコースは、最近ではだいぶ標準的になってきましたので、標識等はきちんと整備されています。迷うことは・・・たぶんないかな。

それではスタート。

都内からは、中央線・青梅線を経由して御嶽駅で降ります。御嶽駅前に「セブンイレブン」があったはず…ですが、すでに閉店していました。このお店で昼食用のおにぎりを購入する予定でしたが、あてがはずれました。ちなみに重要なお知らせですが、ここから日の出山までお弁当を売っているところはありません。ケーブルカー乗り場にもありません。

御嶽駅からはバスで、ケーブルカーの麓駅である滝本駅へ向かいます。あいかわらず、ケーブルカー乗り場のかなり手前で終点になってしまいますので、準備運動をかねて、ゆっくり車道を登っていきます。急坂です。

ケーブルカー滝本駅から、6分で御岳山駅に到着。お弁当が無いので、ケーブルカーの御岳山駅で「みそぱん」と飲み物を購入して昼飯替わりにすることになりました。そこからテクテク、日の出山を目指します。

ざっと1時間半。最後は登りになりますが、それまではお散歩といった感じです。日の出山には「車が通れる道」(車道…ではない)があるため、頂上付近の山小屋の前には、レンジャーさんの車が止まっています。この山小屋は「東雲山荘」という名称で、6名以上の団体貸し切りで利用できます。薪ストーブで調理とか、泊まったら面白そうです。

日の出山の良いところは、その眺望です。東京の街並みが望め、スカイツリーも見えます。山頂付近はきれいに整備されていて、休憩所もあります。

ここでのんびりと「みそぱん」を食べて、お茶を流し込む。この日(9月末)は気温はそれほどでもなかったのですが、日差しが良すぎて暑い。ペットボトルの飲料水が無くなって、もうちょっと買ってくるべきだったと反省。

ここから山下り開始。ともかく下る。林の中を下る。おそらく子供や若者だと楽しく下れるのでしょうが、ヒザが弱くなっている年代の人には逆に下りの方がたいへんかもしれない。途中、見晴らしが良いところもあるが、基本的には林道なので、林の中で風景は楽しめない。

つるつる温泉まで2時間弱。せっかく下っているのに、最後のつるつる温泉までの車道は登り。損をした気分。

このつるつる温泉、やくざさんも入浴していましたが、かなり良い温泉。食事もとれるし、酒も飲めるし、休憩もできる。人気があるのもうなずけます。とってもおすすめ。登山と関係なく利用するべき。温泉の後に生ビール2杯飲んで、良い気分。そして、バスの時間まで一眠り。

ここから武蔵五日市駅まではバス。このバスが「機関車」のかたちをした2両編成。海外の方やお子さんに人気がありそう。社内の装飾も機関車風。素早い運転で20分ぐらいで到着。武蔵五日市駅からは、五日市線・青梅線・中央線経由で都内に戻ります。