ダブルワーカーのよいこです。
今回は季節外れの花火ネタを。

花火を見るのは好きですが、そのために根性を入れてわざわざ混んでる場所に出向くのは、どうも苦手なほう(というのと真夏の時期に暑い思いと蚊の攻撃を受ける場に行くのが嫌だからというのもあります)で、今まではあえて花火会場の有料席とかで鑑賞したことはなかったのですが、先週土曜日に初めて有料席での花火鑑賞をしてきました。

2019東京湾・浦安芸術花火[特別企画QUEEN SUPER FIREWORKS]
〜夜空のラプソディ〜
 
映画ボヘミアンラプソディの公開で、一躍人気大復活、という感じのQueenのサウンドと日本の実力派花火師とのコラボイベント。
カミさんが若い頃からライブに何度も行くほどの超Queen フリークで、「どうしても行きたい!」ということでチケット購入手配したら、抽選で見事に当選してしまったので、行くことになった次第。
こんな花火イベントです。

Queen Fire Worksとは(オフィシャルサイトより転載)

最近の花火大会では、クライマックスに音楽に合わせて花火を打ち上げる演出が人気ですが、「QUEEN SUPER FIREWORKS~夜空のラプソディ~」では、ノンストップ約1時間の全編を通し、花火が打上がります。その花火は男女や世代を問わず愛されるQUEENの名曲と相まって、深い感動のひとときを提供します。彼らの音楽とともに、いつまでも思い出に残る素晴らしい花火体験となるでしょう。
滞空時間、残存光を計算に入れ、1/30秒単位でコントロールされる花火は音楽のリズム、メロディー、サウンド、歌詞、ヴォーカルに合わせて演出されます。その中には、まるで一本の映画のような上質なストーリー、演出、脚本、音楽、俳優(花火)が存在し、観る人々を感動させます。美しいメロディー、複雑な構成を持つQUEENの素晴らしい楽曲と「芸術花火」は格別のケミストリーを起こすはずです。
 この「QUEEN SUPER FIREWORKS~夜空のラプソディ~」には、全国花火競技会で「内閣総理大臣賞」を受賞するような日本トップ・クラスの花火師たちが集結します。多彩な打上技術を持つ花火師、渾身の「芸術玉」を創る花火職人、日本屈指の花火オール・スター・チームとQUEENサウンドの共演をお楽しみください。
<オフィシャルムービーはこちら>

11/16 (Sat)の開催当日、会場はTDRの東側、新浦安の南海岸にある総合公園。ちょうど同日に「ウラヤスフェス」というイベントを同じエリアで開催されていることもあり、会場周辺は交通規制が入ったりで相当の混雑が予想されるとのこと。会場は最寄りの新浦安の駅から2km以上あるので、徒歩だと30分弱はかかる計算。駅そばから無料シャトルバスも出ているようでしたが、どうせ大混雑だろう、ということで、周辺情報を調べて、「会場の北西1kmくらいに離れたあたりに車を停め、そこから折りたたみ自転車で現地に行こう」という作戦で、車で行くことに。
C2での迂回路ができたとはいえ、渋滞の首都高を抜けるので早めの時間に出発!
ところが、いつもなら一週間で一番混んでいるはずの土曜日なのに、どういうわけか首都高入りした永福ICから渋滞は全くなし!快調そのもので浦安ICまで30分程で行けてしまいました。
今回はちょっとイケナイわざを使って、会場北西に少し離れた場所にある市営公園の無料駐車場に車を駐車。21時に駐車場が施錠されるので、花火終了後ゆっくり戻っても十分間に合う計算。
ここからなら会場まで自転車じゃなくても徒歩でも15分くらいなので、歩いていくことに。

開場時間よりかなり前に現地についてしまったので、会場そばにあるハイアットにてお茶して時間をつぶしてから、いざ花火会場の公園に入場。海岸そばに設置されたスクリーンとPAの前にずらーっと並べられた折りたたみイスが壮観。来場者数の予定は27,000人らしい。

スクリーン左側にはメインの花火打ち上げフロート。自分の席は人がそれなりにいるかなり前の方

チケットは全部同料金で、席は抽選で決まってしまうようになっているので、席は運任せ。
当選して手に入れたチケットの座席を探してみたら、センターのスクリーンに向かってやや左側の前から10列目くらいのかなりいい場所。あとでわかったのだが、ちょうどスクリーンの左側、私たちの座席の正面くらいに、メインの花火打ち上げフロートがある絶好のポジションでした。
15時半の入場開始直後に入ったので、開始の18:30までなんと3時間も・・・(TдT)。
どうやって時間をつぶせばいい、というか寝ているしかないな、と思っていたら、メインのスクリーンではQueenのミュージックビデオなどが随時流されているので、Queen好きには格好の時間つぶし。スクリーン周囲にセットされたPAからの音量もかなりのパワーで、さしずめ屋外ライブ会場という感じ。

ライブ映像が流れる中、MCのアナウンスが入ったり、その後映画ボヘミアンラプソディでは未公開だったLIVE AIDの中間の2曲部分を含めた完全版が上映され(これは同映画のブルーレイディスク版にも収録されているので、すでに家で視聴済)、さらに今回のイベントのメイキングとして参加している日本の花火会社や全体演出しているディレクターなどのインタビュー映像が流されたりして、それなりに待ち時間を飽きさせないようになっていて助かりました。

昼間会場入りしたときはポカポカで暖かかったのが、夕方になってきて陽が落ちてきはじめると一転して寒くなってきます。
ある程度寒くなることは予測はしていたので、防寒対策をするものの、海風もあって予想以上の寒さ・・・。
しかもずっと座っているだけで動いてないので、よけい寒さが身にしみてくる状況。それでも寒さを除けば素晴らしい好天で助かりましたね。
水筒に暖かい飲み物を用意しておいて正解でした。

そうこうしているうちにやっと開始時間が迫ってきます。
MCのアナウンスではしきりに「花火のかすなどが目にはいったら、絶対にこすらないで水で流してください」とか「花火のかすが落ちてくることがあるので、帽子などで頭を防御してください」としきりに繰り返してます。
そんなに危ない感じなの?

そして最後の仕掛け人のインタビュービデオが終わり、Queen好きで一番好きなのは「Keep Yourself Alive(←私と同じ趣味です)」だと公言する浦安市長が登場し、開催の挨拶うまくまとめたところで、定刻の18:30になり、真っ暗になった空に花火がスタート。最初はいろいろな種類の花火を1つづつ打ち上げて花火評論家がそれぞれの花火を解説していくという感じで、やや肩透かしがあったものの、一通りの解説が終わり、スクリーンに30秒前からのカウントダウンが。
いよいよ期待感が盛り上がったところで、オープニングの「I was born to love you」が流れ、花火がスタート!

座席がよかったのか、本番開始とともにPAからのサウンド出力がさらにどでかくなり、耳の悪い私でも大きいと思うくらいの大音量。さらに地面に音の振動も伝わってかなりの迫力に。しかも花火はごく近くの目の前で打ち上がり、左右のフロートからの花火は首を動かしてみないといけないほど。ちょうど大スクリーンの映画館の最前列に座っているような状況でしたが、メリットは対空時間なども計算され尽くした花火のタイミングと曲のタイミングの時差がなくバッチリあっていたこと。
同じ会場でも一番後ろのほうだと恐らく音と光とのわずかな時差が発生してしまい、その若干のズレがすごく気になってしまったと思うので、その点では絶好の座席ポジションでした。
会場では三脚の使用が一切禁止で、スマホ等での花火の撮影は自分の目線の高さから、という決まりがあり、さらにオープニングの花火評論家からの解説では、しきりに「この素晴らしい花火をスマホやデジカメの画面を通してみるのではなく、生の目でみて楽しんでほしい」というアドバイスもあったので、お言葉通りに全然撮影せずに楽しませてもらいました。(ホントは撮影するのが面倒だったから、なのですが・・)

正直あまり期待はしていなかったのですが、想像以上の良さに、不覚にも目頭がジーンと熱くなるくらいに感動してしまいました。
(;゚д゚)
Queenの楽曲はメロディアス&ドラマチックな曲が多く、曲の構成でもブレイクや仕掛けも多いので、すごく花火向きと言えるかもしれません。
曲間のMCはなく宣伝コピー通りに「ノンストップで」どんどんと曲と花火のコラボは進み、正面もメインフロートからの花火群に、左右のフロートからの斜め打ちの花火が効果的にミックスされて多彩な花火演出を盛り上げ、質の高い花火が目の前に入りきれないくらいに次々に繰り出されていくのは壮観の一言。

セットリストはこんな感じ。「バルセロナ」が入っているのは意外でした。フレディの曲だけどQueenではないので。(黄色の曲名は大阪ではやらなかった曲)

途中花火のカスの紙が落ちてきたり、頬にチクッと刺激(?)があったり、けっこう火薬臭かったりしたのですが、それはご愛嬌。
最後のBohemian Rapsodyのエンディングでは素晴らしい枝垂柳が目の前いっぱいに降ってきて、約50分、合計13,000発の花火ライブが終了しました。

ラストの「Bohemian Rapsody」oka 5566さんのYoutube投稿映像
(生で見るのとはやはり臨場感や迫力など全然違いますが、どんな感じかは伝わります。花火は曲の後半〜エンディングがけっこう圧巻です)

いや〜、わざわざ見にきた甲斐があったというか、予想を超えるいいものを見せていただきました。ここまでサウンドと花火のコラボ演出をこれだけの至近距離から見てしまうと、普通の花火に戻れなくなるかも・・・また来年もやるならぜひリピートしたいと思いましたね。

花火終了後は27000人が一挙に会場を出るので、かなりの混雑ぶりでしたが、なんとか早々に会場を脱出し、車を停めた公園の駐車場に戻ったら、もう公園には誰もいない時間なのに何台も車が停まってました。
おんなじようなことを考える人がいる、っていうことですね。恐らく・・・(^_^;)

P.S.
この芸術花火シリーズ、以前湘南でサザンの曲とのコラボでやってようですが、個人的には日本語の歌詞のあるソングだと、どうしても「歌詞が頭に入ってしまい」サウンド側に意識が引っ張られるのが強くなりすぎるんじゃないかと思うので、ソングなら英語とかの歌詞のほうがいいような気がしました。
帰りの車内で、Queen以外にどんなバンドの曲でやったらこの芸術花火が合うかと考えてたんですが、「アーティストの人気による集客力を考えなければ」、海外アーティストならやっぱりルカサー率いる「TOTO」がピッタリかも。日本のアーティストなら、ソングは避けたいので、全盛期の「カシオペア」がいいですね。あと1曲だけならサディスティック・ミカ・バンドのアルバム「黒船」に入ってる高中の鳴きのギターが感動的な「嘉永6年6月4日」が絶対に花火にあうはずです。
そのへんでやってくれたら、ぜひ見に行きたいですね。って歳がばれちゃうか・・・。(+_+;)