JOJO展に行ってまいりました。加藤です。会社を休んでまで。倒置法。小学生だった頃にジャンプを買い与えられ、承太郎とDIOが殴り合っているシーンが初めてのJOJOになりました。まさにラストスパートから始まって、ふんわり4部を読む。ジャンプコミックスを1部から買い揃えて今に至るわけです。そんなことはどうでもいい。

今回のJOJO展ですが、フロアは大まか4つに区切られていました。勝手に名前をつけるとしたら「主人公の間」「スタンドの間」「ストーリーの間」「書き下ろしの間」といった具合です。その合間にいくつかのコラボアートが織り込まれて緩急をつけられています。22日朝10時から入場して、気が付いたら14時。4時間も立ちっぱなしでも時間を感じさせない、素晴らしい展覧会でした。

まず冒頭は略式でそれぞれの部のストーリーを解説するパネルが置かれています。マンガのコマからキャラを切り取ってあつらえたんだろうパネルなのですが、この組み合わせが絶妙に良いのです。「スタンドの間」の原画の頭上にもスタンドを解説するパネルが貼ってあるのですが、これも素晴らしかった。テンプレートとなる基本形は作ってあるのですが、その中でキャラの個性を生かす逸脱をあえて作って見せてくれるのです。ジグソーパズルのスタンドだったらパネルがじゃっかんジグソーになっていたり、ちょこちょことネタを挟んでくれます。パネルにまつわる細かい演出に愛を感じて、私のようなファンには嬉しい構成です。

今回は白黒の生原稿がたくさん展示されており、個人的には嬉しかったです。当時連載されていた原稿を生で見られて嬉しいというミーハーな気分は当然ありますが。原稿に毎回縮小指定がかかっていたり、トーン名が書いてあったり、書く予定の擬音がメモしてあったり。あるいは、ディアボロとの対決シーンに「ウルトラQ」とイメージがあったり。ほんの少しでも作者の気持ちを垣間見ることができたのは大変嬉しかったわけです。

後半には作者書き下ろしの12枚の等身大イラストが飾ってあって、これも最高に面白かったです。一枚ずつを間近で見た感想と、遠巻きに全てのパネルを眺めた感想と、自宅で図録で見た感想が、全部違うのです。間近で見ると迫力があり、遠巻きに見ると調和が取れているように見え、図録だと色味のバランスが整う感じがします。画家の展覧会に行くと現場では迫力があって、図録だと当然ながら力負けするということになるんですが。図録のイラストがあんな風に現物と違った個性を持っているのはすごく面白いです。会場へ足を運んだ人はぜひ図録も買って見直してみて欲しいです。

今回、注意点が2点だけありまして。一つはカラー原画で前回とかぶっているものがいくらもあるということです。そんなに大量の原画がない以上、かぶるのは致し方ないんでしょう。その代わりに生原稿が多いので、そちらを期待して欲しいところです。もう一個はごくごく個人的な問題として、二部の説明にスモーキーが載ってないってことです。ジョセフの友人はシーザーではなく、シーザーとスモーキーなんですよ。

さて、最後にお土産のお話。これが全体像。プレビューデイなので1人2個までとなっております。コースターに缶バッジ、キャラスタンドと全部2個ずつ買ってしまいました。嬉しかったのが日めくりカレンダー。今年は志村貴子先生の日めくりカレンダーを使っておりまして、来年はジョジョ。素晴らしい一年が送れそうです。

完全にネタのお土産もあります。それがこいつら。「JOJO展に行ってきたクッキー」と「レロレロキャンディ」です。同行した姉が「レロレロキャンディ」を買うというので、私も「JOJO展に行ってきたクッキー」を購入。会社を休んで見に行った人にとって最適のお土産ですね。

東京会場はまだまだこれからですし、大阪会場もあるようなので。JOJO好きな人はぜひとも足を運んでみてください。では。