ダブルワーカーのよいこです。

私は基本「並んで待つ」ことが苦手です。
よくテレビなどで紹介される人気の行列店、とかに行き、30分とか1〜2時間とか並んで待って食べる、というのは個人的には考えられません。せいぜい10〜15分位なら、まあ他の人と一緒の時は我慢できますが、一人だったら「並ぶくらいなら食べなくていいや」と思ってしまうほうなので、10分待つのも嫌だったりします。
ところがカミさんは、逆にそういう人気の店とか話題の店とかに行きたがるし、待ってでも食べたい派なので、すごく困ることがあります。(付き合わないといけないことが往々にしてあるので・・・)



小布施町
長野県に小布施という小さな田舎町があります。中央高速と信越自動車道が更埴JCTで合流した先、志賀高原への玄関口となる信州中野インターチェンジの少し手間に小布施パーキングエリア、というのがあり、そのそばにある町です。
知っている方もいるかもしれませんが、この小布施、実は栗の産地として有名で、その名物の栗を使った和洋菓子で、栗スイーツファンには超有名だそうです。
中でも有名なのが「小布施堂」というお店で、この店の名を全国に轟かせている「朱雀」というスイーツ(正確には「栗の点心」なので、スイーツではないのですが)があります。

この「朱雀」、何が有名かというと、食べるための難易度が高いこと、で有名。
毎年9月中旬から10月上旬までの1ヶ月間しか提供されず、1日限定400個しか作られないし、長野の小布施まで行かないと食べられない、つまりテイクアウト不可なので、全国各地から栗スイーツ好きがわざわざ足を運ぶことで知られています。

提供期間中は、平日は毎朝8時半、土日は朝8時から、この「朱雀」を食べるための整理券を400枚配布するんですが、整理券配布開始時間に現地にいくと、すでに大行列で完全にアウト!というほどの人気です。
なんとか早めに到着して整理券をゲットできたとしても、最後のほうになると、食べれる時間が午後2時とかになってしまったりするので、再度数時間後に来ないといけないことになり、それを避けるためには、相当早い時間に整理券をゲットしないといけない、というのですから大変なのです。

週末の混雑はものすごく、以前一度行ったときには、油断して開店時間の9時くらいに到着したらすでに完売御礼だったので、リベンジトライアルです。
狙いどころはやはり空いてそうな平日ということで、チャレンジしてきました。
小布施は東京からだと関越・上信越経由でも、中央経由でもどちらでもいいんですが、ウチは中央高速インターが近いので中央ルートで。
現地までは約300kmあるので、3時間〜3時間半位はかかります。

整理券の配布開始は平日は朝8時半から。
わざわざ東京から行ってダメだった、ということがないように、今回は万全を期して早めに並ばないといけないので、やはり7時位までには着きたい。逆算して早朝、というか深夜3時半には家を出ないといけない計算。()´д`()
私は本業の関係で夜中に出ることも結構ありますが、カミさんは、大昔スキーに行ってたころ以来でしょう。そんな夜中から出かける、っていうのは。
まあカミさんは、現地までの3時間、助手席で寝ていけばいいだけだから、大変なのは私だけ・・・。(;_;)

深夜の中央高速は交通機動隊もいないのでオービスだけ気をつけて快適にかっとびます。
そして小布施PAのスマートICを出て、ほぼ予定通り7時頃に小布施堂に到着。
カミさんを「朱雀」整理券ゲットのために小布施堂本店前で降ろします。
整理券配布の1時間半前ですが、すでに整理券待ちの行列が20人くらできているとのこと。
平日のこの時間に来ている人たちの執念には脱帽です。トップの人は何時から並んでいるんだろう・・・。

カミさんには行列待機用に折りたたみチェアを渡して、あとは車を移動させて少し離れた公営の駐車場に。
一応有料駐車場ですが、まだ朝早いので係員もいません。(料金は戻ったときに払えばいいようです。)
車を置いて折りたたみ自転車を出して、私も小布施堂に向かいます。
実は今回は、栗の点心「朱雀」を食べる、だけではなく、小布施堂のやっている「えんとつ」というカフェが同じ本店敷地内にあり、そこで「モンブラン朱雀」というスイーツ(こっちは本当のモンブラン)もせっかくだから食べよう、という2連発の計画。

私はモンブラン朱雀を提供している「えんとつ」に向かって、そこでの整理券ゲットの列に参戦。
同じように両方狙いの人もいるようで、7時10分に到着したら、すでに10人くらい並んでます。こっちはベンチもあるので、椅子に座って整理券配布まで待機。
この時期の開店は9時からで、整理券配布まで1時間は待つことになるけど、やむなしです。
少し離れた場所にいるカミさんと連絡を取りながら、時間を決め、こっちのモンブラン朱雀を朝一9時からの一回転目に食べることにして、カミさんの朱雀は、少し時間をあけて11時からにすることで決定。無事に2枚の整理券をゲットできました。
そしてまず第一弾の「モンブラン朱雀」に。

モンブラン朱雀(えんとつ)

モンブラン朱雀

モンブラン朱雀は季節限定、数量限定ではあるものの、新宿伊勢丹など何箇所かでお持ち帰りで買うこも可能らしいです。
しかしこのカフェでは、お皿に盛り付けられたプレゼンテーションのモンブラン朱雀がモンブランにマッチするようにブレンドされた「朱雀ブレンド」コーヒーとセットで提供されています。
いい値段しますが、セットでも販売店で購入できる単品とほぼ同じ値段なので、店で食べるほうがおトク。
モンブラン朱雀のポーションは大きめで、和栗の香りや風味が素晴らしいスイーツでした。

その後11時までは小布施堂周辺にいろいろある和洋菓子店とかを探索して腹ごなしと時間をつぶして、11時15分前に、朱雀を提供している小布施堂本店敷地内の「本宅」に。歴史を感じるお屋敷で、玄関で靴を脱いで上がると、店内は畳と卓袱台。
少し待って遂に念願の「朱雀」がお茶とともに登場。

朱雀(小布施堂 本宅)

朱雀

なんというかあまりにも繊細な感じで、食感がすごい。
冒頭でも書きましたが、この「朱雀」、砂糖などを何も加えてない、ピュアな栗餡で、栗の味そのものを楽しむ点心ですので、甘くありません。本当に「栗」です。
しかも繊細なのにポーションはかなり大きめで、たっぷり栗を満喫できますが、私的にはさっきの「モンブラン朱雀」のほうが好みかも・・・。
まあカミさんの満足のためのつきあいなので、とりあえず目的は無事に達成ということで・・・。

食後もしばらく小布施の町を散歩して、カミさんは和洋菓子のお土産を買ったり。小布施は田舎なのに田舎臭さがなく、街並みも女子受けしそうな少しオシャレな感じ。小布施堂以外の和洋菓子店もいろいろあります。
一通り歩いてから、昼過ぎに現地を出て帰路につきました。

栗の季節は、本当は小布施から万座方面に上がっていき、万座の手前で右に入った先の行き止まりにある「無毛峠」という長野と群馬の境近くにある峠に行くと、素晴らしい絶景を満喫できるので、そこによってから万座から白根ハイウェイ経由で草津に抜け、軽井沢周りで帰る、というのが、自分の超おすすめドライブ(自転車ライドもいいですし)コース。
せっかくこのへんまで来たからには、そっちに回りたいのはやまやまではありましたが、さすがに朝3時起き(というかほとんど寝てない)だし、日帰り往復、寄り道なしで全600kmひとりで運転するだけでもちょっとしんどいので、今回は小布施からそのまま直戻りすることに。

目的のスイーツをダブル制覇でき満足そうに助手席で昼寝しているカミさんを横目に、ブラックガム+炭酸飲料の刺激で眠気と戦いながら、ヘロヘロの状態でなんとか無事に帰宅できました。ちかれた・・・。

スイーツのためにここまで時間と労力と交通費をかけていく価値があるか、ということについては、カミさん奉公なので考えないようにしたいと思いますが、
でも並ぶのはやっぱり嫌です。。゚(゚´Д`゚)゚。

小布施堂オフィシャルサイト
https://obusedo.com/