こんにちはダブルワーカーの「よいこ」です。
私は本業のからみもあって、SNSのメインはfacebookを使っているのですが、家族や昔の音楽関係の仲間とだけはLINEを使っています。
で、LINEでのやり取りに手を抜くため(?)にスタンプを活用しよう、と思ったのですが、なんか自分らしいいいスタンプがない。だったらと自分が描いたイラストをスタンプ代わりに画像アップで使おうとしたら、イラストの背景が透化できない、ということに気づきました。PNG画像で背景を透化させておいても、メッセージにアップすると勝手に白い背景がついてしまうのです。

実はこれがLINEスタンプのビジネスにとっては大きなポイントで、背景をちゃんと透化させるには、正式にLINEクリエイターズスタンプに登録するしか方法がないようにしてあるんです。そうしないと自分の作ったスタンプ画像を勝手にスタンプ代わりに画像アップの方法で使えてしまうから。

なるほど、そういう手口なのか・・・・。

で、たまたま3ヶ月近く入院での軟禁状態になっていた時があったので、病床でのヒマつぶしも兼ねて、だったら正式にLINEで使えるクリエイタースタンプを作ればいいじゃん!ということでスタンプ作りました。
今では8個、16個、24個、32個、40個といろいろな数で作れるみたいですが、当時は40個作らないといけない、ということなので頑張って描きました。
LINEでの審査のやり取りも終わって無事に登録完了。早速自分で作った自分のためのスタンプを使おうとしたら・・・、

スタンプを使いたければ自分で自分のスタンプを買わないといけない、という事実が!
( ̄Д ̄;)

作者が自分で使うくらいなんとかしてくれればいいのにとは思いますが・・・
ゴネてもしょうがないので、自分で買いました。(TдT)

支払ったスタンプ代のうち、自分のところに戻ってくるのは売上の35%。App Store/Google Playなどのプラットフォームが30%取って、残りをLINEと作者で折半するということです。
売上はスタンプの買い方によって違うのですが、120円で設定すると、120円か88円のどちらかなので、自分に戻ってくるのは42円か31円という計算になります。結構ふんだくられてしまうんです・・・。

スタンプの価格設定ですが、今は240円、360円、480円、600円というタカビーな価格設定もできるようになったようですが、著名人や著名キャラなどのネームバリューなどがないものが、そんなタカビーな価格設定をしても、売れなくなるだけなので120円というのが一般的だと思います。
そしてもうひとつのポイントは自分の取り分が1000円以上にならないとお金を送金してもらえない、ということです。

ということは1個42円として計算すると24個売れてはじめて、自分のところに売上が入ってくる、という計算です。
88円で買った人が多いともっと個数が必要になるのですが。

たったそれだけなんてすぐに達成しちゃうじゃない、と考える方も多いと思いますが、驚愕の事実が。

2017年5月、「LINE Creators Market」(スタンプを作って販売できる仕組み)のサービスインから3周年経ったところで、LINEが実績を発表しましたが、それによると登録クリエイターが72万人、販売中のスタンプセットが40万セット、ということです。

誰かのブログで見たんですが、登録スタンプが12万個になった時点で、自分で作ったスタンプが1個売れたらランキングの5000位になった、という記事がありました。この記事によると残り11万5000個は全く売れてない、ということになると。

そこからさらにスタンプが増え2017年5月で42万個、2018年3月現在では約90万個にもスタンプ数が膨れ上がっているようですが、あくまでも推測ではありますが、売上が送金可能額の1000円に満たないというか、ほとんど売れてないスタンプが軽く50万〜60万個以上はある、というのが実態ではないか、と思います。

90万個ですよ!! とてもじゃないけど全部見て行くことさえできない数ではありませんか・・・。

そんなに多くの中からフリーで探して買ってもらう、っていうのは至難の技かも。
砂漠の砂の中から探しだされるようなもの??
ということで、日々1個も売れないスタンプが大量増加中・・ということでしょう。
\(@o@)/

スタンプで儲けようとするならば、もはやじっくりと40個スタンプを作っていくのではなく、最低数の8個でさっさと話題になりそうなものやネタになりそうなものなど、戦略的に「売れそうな」スタンプをプランニングして、どんどん使い捨てのように作って行かないといけない時代で、所謂マーケティング用語的には、もはや「プロダクトアウト」ではなく「マーケットイン」思考でないとダメ、ということです。
さっそく先日のオリンピックで話題になった「そだねー」を使ったスタンプもいくつか登場し、売れているようですし、こういうのに目敏い人っているもんですね。
新作をさっさと作ってどんどんリリースしつづけることが必要なんだと思います。いいスタンプでも使っているうちに飽きられてしまい、新しいスタンプにシフトしていくユーザーが多そうだし。

ちなみに私は4つスタンプを登録していますが、そのうちの一番売れているのがランキングの過去最高順位が2150位ということです。(ひどく低次元なので順位を発表するのも恥ずかしいのですが。)
もちろんポチポチ程度にしか売れてはいません。(というか、新しいスタンプでもないのに今だにポチポチ売れるほうが不思議かも。)
まあもともと自分用のスタンプを作っただけなので、売上には全然こだわってないからいいんですが。

全体としてはものすごいお金が動いているLINEスタンプマーケットになっているのは事実なので、こういう状況になったからこそ、プランナーの意地をかけて売れるスタンプ作りの画策をしてみたい、という気もなくはないんですが、ただでさえダブルワークで忙しいので、
いつかまた自分が使いたいスタンプを作ろうかな、と思える余裕ができるまでは当面は放置ということで・・・

┐(´д`)┌

P.S.
それにしてもLineとプラットフォーム提供者はますます儲かっていく仕組みっていうことですね。誰のスタンプでも売れればいいんだし。