第5回目は「Bitwarden」を紹介する。

なかなか珍しい、OSSのパスワードマネージャだ。
かなり幅広いプラットフォームに対応したアプリが存在する上で、管理用のサーバを自分でたてることもできる。

どれくらい幅広いかというと、
 PCでは Windows 7 8 10, Mac, Linuxに
 スマホに関しても Android, iOSどちらにも対応し、
 さらには、各種Webブラウザ向けのエクステンションまで存在し、それとは別にWebブラウザから管理画面を扱うこともできるという幅の広さだ。
 PC向けに関しては、デスクトップアプリだけでなくcommand-line toolも存在する。

機能としては
 ログイン情報
 クレジットカード情報
 個人情報
 自由入力によるメモ
の4種のフォーマットで情報を保存できる。

保存した情報へのアクセスには、事前に登録したメールアドレスとパスワードでの認証を必要とする。
追加で二段階認証の設定も可能だが、いくつかの機能は課金してPremium版にする必要がある。

基本的にSSOとしての機能は存在しないようだが、入力フォームに対してブラウザプラグインでの自動入力はできそうだ。

サーバー自体の立て方もかなり簡単にできていて、専用のshellが公式サイトから入手できる。
Shellの内容はDocker、Docker composeを用いているので、それらさえ準備できるとすぐに動かせるという親切設計。

curl -Ls -o bitwarden.sh https://bit.ly/bw-sh && chmod +x bitwarden.sh
./bitwarden.sh install
./bitwarden.sh start
./bitwarden.sh updatedb

たった4行で動作する。

自前のサーバで何でも扱いたい人は、こういった道具も試してみるのはいかがだろうか。